「コブシ」は、春の訪れを告げる代表的な花のひとつとして知られています.枝先に白い花を一輪ずつ咲かせる姿が印象的です.しばしば「ハクモクレン」と混同されることがありますが、ハクモクレンの花が完全に開かないのに対し、コブシの花は大きく開く点が特徴です.また、花の脇に一枚の葉がつくのもコブシの特徴であり、この点もハクモクレンとの違いとして挙げられます.コブシの花は両性花であり、雄蕊と雌蕊の両方を備えています.運動公園では水生植物園や日環アリーナ栃木にて、可憐に咲くコブシの花をご覧いただけます.
2025年4月